モラハラの記憶

子連れ別居後2回目の離婚調停①モラハラ夫の謝罪と言葉への不安




こんにちは。

今日も訪問いただき、ありがとうございます。

 

 

夫がモラハラ夫だと知ったのは結婚後。

それから9年間、関係を良くしようと頑張ってきましたが

子どもと自分の未来のために
意を決して脱出をして
現在再出発を試みているこうめです。

 

アメブロから移転しました。

別居決意から別居し、調停に至るこれまではアメブロに書いてあります。

URL:https://ameblo.jp/kibounohikari8/entry-12358494787.html

 

2回目の調停の朝が来た。

いつもと変りなく子ども達を起こし

朝の支度を済ませた。

掃除も簡単にする。

身支度も同じ。

いつもと変わらない朝だった。

だが

心持が違っていた私を

敏感に息子が気づき声をかけてくる。

「ママ、今日はどこに行くの?」

 

「今日はママは出かける予定があるの。

あなたはいつものように

おばあちゃんと一緒に幼稚園に行ってね」

簡単に話した内容を

わかったようなわからないような

微妙な表情の息子を背に私は目的地に向かった。

 

ここで一つ私はミスをした。

電車に乗り間違え

開始時間に間に合わなかったのだ。

弁護士さんへの電話も繋がらない。

 

焦って裁判所にたどり着いたのは

開始10分を過ぎていた。

 

ダッシュで部屋に入ると

心配そうにしている調停員さんと弁護士さん。

「連絡がないから

風邪か何か引いたのかなと

お話していました」

柔らかく微笑む弁護士さん。

 

私が着くまでの間

さりげなく調停を進めてくれていた。

お礼と謝罪を言い、私も席に着いた。

 

「前回の調停から

何か進展はありましたか?」

 

調停員さんが

私に質問を投げかけた。

 

私も答えた。

「先日初めての面会交流を行いました。

そこでは私が懸念していた事はありませんでした。

ただ夫は、息子を連れて

時に私から離れることがあったので

その際に何を話したかまで

私は把握できませんでした。

ただ、面会中の夫の姿は

良い父親そのものでした。」

 

頷く調停員さんを目の前に、私は思いをぶつけた。

 

「子ども達は父親を好いています。

本当に今回喜んでいましたし

私も面会を拒むつもりはありません。

ただ、

私にしてきたこれまでの事を

夫はどう受け止めて

やり直したいのであれば

どう謝罪して

今後修復に向けて行動に移すのか

もっとはっきりと示してほしいのです。

今回別居に移ってから

夫からは「そのつもりはなかった」と

ずっと言われています。

でも、

思っていない事は

言葉に出ないと思うのです。

「怒りの勢いで出た言葉だ」と言ったとしても

思っていない事は言葉にしないと思うのです。

離婚を決意し家を出ましたが

正直子どもの事を考えると

その決意も揺らいでいます。

ただ、私は今は

同居に戻るつもりはありません。

戻ったら何が起こるか

わからない怖さがあるのです。」

一気につづけた。

 

そう

私にはどうしても

夫の言葉を鵜呑みにできない理由があった。

それが故に

どうしても

夫の言葉に裏があるように

思えてしまうのだった。

 

 

私が素直に夫の言葉を受け入れられない理由、

それは今でも私の心に

「なぜ?」の渦を起こすほど

大きなものになっています。

それが何かは

次回に書きますね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。